昔は投資は怖いと言われていた。

信用取引、商品先物等、セールスマンにヤバイ金融商品を買わされ多額な借金を作ったと言う類の伝聞が印象を悪くしていたと思う。

現在はネット取引が普及したため強引なセールスもないし、手数料自由化やETFの登場により良心的になった。

ずいぶんいいかげんな取引しかしていないが、長く続けることで株取引のやり方も色々あり、自分に合うやり方を見つけるといい結果が得られるようだと考えるに至っている。

FXは掛け金が大きくなった頃にサブプライム問題が起きて退場した。為替取引は私には手に負えないと早いうちに気付くことができて良かった。

商品先物は売りから入れるので自由に利益を狙えるのが新鮮だったし、もともとは現物商品に対してのヘッジとして開発されたものなので、物価高対策として有効なものなのだと思う。ただ商品ETFが出るまではデイトレードとして参加するしかなかったので、ある程度損をしたところで手を引いたままになっている。

上手く行ったのは中国株で、時代が良かったから誰でも勝てた。もう亡くなられたが邱永漢先生の言うことを盲信して取引を始めて良かった。邱先生が亡くなられて中国株の情報が入らなくなったことと、住宅購入のタイミングで中国株のほとんどを売却した。

日本株も色々買ったが、最近になるまでほとんど適当に買っており、JAL、雪印、東京電力では痛い目にあった。痛い目に遭うことでフィーリングで買うのではなく、色々な指標を調べるようになった。

結局、投資で学んだことは小さな失敗は成長の糧になると言うこと。偉大な投資家は絶対に損はしてはいけないと述べているが、私のような愚者は比較的小さい失敗から学ぶこともありだと思っている。ただし、大きな失敗は再起不能になるので避けなければいけない。これは投資に限らず人生全般に言えると思う。

現在は日本高配当株、SP500の長期積立に落ち着いているが、楽天225ブル・ベアを用いてスイングトレードも行なっている。わずかばかりの利益で十分だ。

これから先のことは分からないが、もっと勉強し、よりベストな投資をしたいと思う。



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