先物取引の危険とは

先物取引は世の中では危険と思われているので、その理由について考えてみました。

一番の理由はレバレッジをかけた身の丈に合わない取引をすることにより大きな損を出してしまうことでしょう。恥ずかしい話ですが、私は昔FX取引により、大きくかけ過ぎて追証を発生させてしまい、100万円を溶かしたことがあります。

これについては車の運転と同じなので、安全に運転するにはどこまでスピードを出すことが許されるのか覚えていくしかないです。また、海に行くのと同じで天候良ければ潮干狩りが楽しめ、アサリやハマグリなど自然からの恵を得られますが、日を間違えると波にさらわれるような危険に巻き込まれることになります。

もともと先物取引はギャンブルのために開発されたものではなく、米相場のリスクヘッジのために作られたものなので、上手く利用すればより安全に資産形成ができると思います。ただ、より安全に取引をするためにはコツがいります。何より大儲けしようとせず、控え目に取引することが大切だと思います。

ただ、一番の危険は、先物取引きをすることでギャンブル依存と同じような状態になり生活が破綻することだと思います。

今はネットで手軽に取引できるため、取引自体にどっぷりハマるとスリルを求め徹夜で取引をすることになるかもしれません。

また、スマートフォンでも取引すると(私もスマホで取引をしている)、先物取引をいつでもできることから(※日経平均先物指数については日中の取引はできません)、人によっては仕事中に隠れて取引をしたり、車の運転中に取引をしてしまうでしょう。その結果、会社の業務に支障をきたしたり、車の運転中に取引に気を取られ死亡事故を引き起こす可能性があります。

死亡事故とは言い過ぎと思われるかもしれませんが、車の運転中にスマホを注視したため生じる交通事故は結構多いです。

また、事故を起こさなくても、スマホ運転により取締を受けた場合は違反点数は6点なので、優良ドライバーであったとしても一発免停になってしまいます。そういった事態は避けなければいけませんね。

依存というものはいわゆるアル中のように一日中酔っ払ってへべれけになった状態を言うのではありません。

自分で自分の行なっていることをコントロールできない状態であれば依存(=コントロール障害)と言えるのです。

パチンコも決めた予算や時間内で行うことができれば、それは依存ではないです。

逆にスマートフォンのようなものでも使ってはいけない状況なのに使ってしまうということは立派な依存なのです。

スマホを片手に自転車を乗っている人は危ないですよね。本人は危なさが解っっていないだけかもしれませんけど、自分でスマホの使用をコントロールできない状況かもしれませんね。

いつでも手軽に使える物なので、節度をつけることは難しいです。

便利な世の中になった分、そういう危うさと隣り合わせにいるのです。

取引自体は今日を逃せば二度と参加できないものではありません。御自身で取引の位置付けとルールを設定し、無理のない取引をしていきましょう。

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